商品コード : 00330268

無濾過、酸化防止剤無添加の自然派ブルゴーニュ。新オーナー、オリヴィエ・アレイにより生まれ変わった伝統的ワイナリー

◆テイスティングコメント <br>優雅で洗練されたアロマと凝縮されたフレッシュさと豊かなミネラルの味わい。口に含むと洋梨や梨などの素晴らしい白い果実の風味に溢れます。提供温度は12-14℃。

◆相性の良いお料理
ブルゴーニュ地方では、マルサネ・ブランとマスタード風味の料理との組み合わせが好まれます。日本料理では、塩味の焼き鳥にわさびを添えたような料理との相性が良いでしょう。

◆醸造と熟成
収穫と選別は、すべて手で行っています。丸ごと除梗を行い、空気式圧搾機でプレスされた後、10数時間かけて静置しデブルバージュを行い、低温でアルコール発酵を行います。滓とともに定期的なバトナージュを行いながら、新樽20％、1-4年もののオーク樽で10か月間、そのうち6か月間をタンクで熟成します。醸造過程で酸化防止剤は添加せず、無濾過、瓶詰め時にごく微量のSO2を添加するのみです。

◆産地：フランス／ブルゴーニュ地方　Marsannay　A.O.C.
◆畑：2.6ha／褐色の石灰質とプレモーム石灰岩、牡蠣の化石の泥灰土
◆ブドウ品種：シャルドネ種　100％　
◆商品名(原語)：　Marsannay Blanc / Chateau de Marsannay

生産者―――――――――――

※「シャトー・ド・マルサネ」と「シャトー・ド・ムルソー」のオーナーは同じです。畑に近いほうのワイナリーで醸造されます。

Chateau de Marsannay（シャトー・ド・マルサネ）
既に世界中のメディアが伝えられているように、2012年以降のシャトー・ド・マルサネとシャトー・ド・ムルソーのワインは、以前とは大きく異なります。新オーナー、オリヴィエ・アレイのもと、巨額の投資がなされ、かつての緩さ・薄さ・濁りは姿を消し、以前からの悠然とした安心感はそのままに、現代的な質感の流麗さと純度を加え、豊かでいて焦点が定まったワインへと見事に変化しました。

シャトー・ド・マルサネは、1989年にボワソー家によりシャトーが建造され、1990年からワインづくりが始まりました。3つのグランクリュを含め、北はマルサネから南のヴォーヌ・ロマネまで36ヘクタールの畑をコートドニュイに所有しています。そのうち、シャトー・ド・マルサネは3つの名高いグラン・クリュ、「クロ・ド・ヴージョ」、「シャンベルタン」、「ルショット・シャンベルタン」を所有しています。また28ヘクタールに及ぶマルサネの畑から、クロ・デュ・ロワ、レ・ロンジュロワ、レ・ゼシュゾーなど、マルサネを代表するテロワールが表現されたワインを生産しています。現在、マルサネの優れた13の区画を一級畑への認証をしようとINAOで申請が進行中です。これが認証されれば、シャトー・ド・マルサネは、この地区における一級畑を所有する最大のワイナリーとなります。

【ブドウ畑を栽培】ブドウ畑は、現在、長年の経験を持つブドウ栽培職人たちによって厳格に管理され、シルヴァン・パビオンがマネージャーとしてブドウ畑のすべてを細心の注意を払って取り仕切っています。ブドウ栽培者の主な役割とは、ブドウ樹の成長サイクルに寄り添い、ブドウが健康的で成熟を得られるよう導くことです。季節ごとに、土壌や気候条件に応じてブドウを丹念に扱います。グイヨ式によって、長い枝に選定することにより、ブドウ樹の通気性を良くします。また質の高いブドウを得るために収量を40ｈｌ/haに制限し、厳格な摘芽を行います。微生物が土壌で生き生きと生命力を増進できるようシンプルな有機肥料を用い、耕耘して土壌のストラクチャーを改善しています。区画の状態に合わせて草が植えられ、自然な緑で表土が覆われています。

【醸造と熟成】ブドウを完全に尊重し、伝統と細心のテクノロジーの製法をバランス良く適合させた醸造を行っています。光学式選果台、温度制御装置付きタンク、新樽の導入など、自然に寄り添った伝統的なワイン醸造に最新の設備を導入しました。ブドウ畑は、グラン・クリュ特有の優れた土壌の質を最大限に際立たせるため、それぞれ区画ごとに個別に分けられて栽培と醸造の作業が丁寧になされています。
<赤ワイン>　ブドウ房は除梗が行われた後、ピノノワールの素晴らしさを最大限引き出すためにステンレス製または温度調節された木製バットで低温浸漬を行います。
<白ワイン>　空気式プレスでゆっくりと果汁の抽出を可能にします。10数時間、低温で静置しデブルバージュを行った後、シャルドネのアロマを保つため、適切な温度管理下のもと、発酵槽または樽の中で発酵します。

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