商品コード : 00345944

サスティナビリティを実践、革新的なバローロ造りに励む由緒あるワイナリー ジャンニ・ガリアルド家

◆テイスティングコメント
2015年ヴィンテージは、バローロにとって素晴らしい最良年となりました。複雑さが表現され、若々しくエレガントでありながら、しっかりとしたコクのある味わい。

◆醸造
2015年初めに大雪が降った影響で、土壌に水分が十分貯えられました。穏やかな春が過ぎ、夏場は非常に厚く乾燥した為、ブドウの成長周期が懸念されましたが、冬に貯えられた土壌の水分のおかげで過度のストレスを受けず、ブドウ果実は素晴らしい成熟を遂げました。マセラシオンは、ブドウ畑によって10から14日間かけて行います。マロラクティック発酵100%。古樽で6ヶ月間熟成後、大樽（35Ｌ）。トータルで33ヶ月間熟成。2018年7月に最終ブレンドされ、瓶詰されました。

◆産地：イタリア／ピエモンテ州／バローロ地区 Baloro DOCG
◆ブドウ畑：ラ・モッラ(La Morra)、モンフォルテ(Monforte)、バローロ(Brolo)、セッラルンガ(Serralunga)
◆ブドウ品種：ネッビオーロ種
◆成分：総酸5.7g/L、ドライ・エクストラクト28.7g/L
◆商品名(原語)：Balolo ／Poderi Gianni Galiardo

生産者―――――――――――

ガリアルド家のワイン造りは1848年から始まり、ワイン造りにおいて造詣の深い生産者です。ガリルド家の祖先であるコッラ家 The Colla Familyが、サント・ステファノ・ベルボでモスカートのワイン造りを始めました。その後、一家の次世代は、ドルチェットのディアーノ・ダルバ、そして、パオロ・コッラがバローロ村に位置するラ・モッラ La morraの小さなブドウ畑を手に入れたのをきっかけに、バローロ造りが始まりました。1984年よりジャンニ・ガリアルドが引き継ぎ、ワイナリーが生まれ変わり、現在ではジャンニの3人の息子たちが受け継ぎ、情熱的なワイン造りを行っています。全ての工程を手作業で行う丁寧さ、伝統的でありながらも環境とサステナビリティ（持続可能な）新しい農業を重視し、細心の注意を払いながら、丁寧なワイン造りを行っています。2013年よりバローロのために本格的にブドウ畑をミクロ・クリュに分けて栽培を行い、異なる10の単一畑（MGA）を所有し、高品質ブドウを産み出しています。


――――――――――――――――
渋谷康弘ベストワインセレクト
―　THE　BEST　WINE　―　
Selected by Yasuhiro Shibuya
――――――――――――――――
渋谷康弘氏がワイン産地に赴き、現地で買い付けたファインワインです。ホテル、レストラン、輸入業者など長年にわたり培った渋谷氏の目利きにより厳選されたワインを貴店でのご繁盛にお役立ていただければ幸いです。
そのほかの「渋谷康弘氏ベストワインセレクト」はこちらからご確認ください。